「おっぱいフェチ」
男であれば大なり小なり好きなおっぱいですが、その好みは女子が思ってるほど単純なものではありません。
大きいおっぱいが好きな人もいれば、小ぶりなおっぱいが好きな人もいる…。「いやいや、大事なのは大きさじゃない。形やハリの良さの方が重要だよ!」という宗派もいますね。
男どもは「Cカップくらいの胸がベストだね」のように盛り上がるわけですが、その実「○カップ」について正しく理解していません。
認識としてはせいぜい、
- Aカップ以下=貧乳
- B~Cカップ=普通
- Dカップ以上=巨乳
- デブ=デブ
という雑なものではないでしょうか。なんせ馬鹿ですからw
今回の記事のテーマはズバリ「おっぱい」について。
おっぱいに関する正しい知識やカップ数が決まるメカニズム、さらにおっぱいに関する描写やエッチなプレイなどなど。題して「男子のための”おっぱいフェチ”入門講座」です。
おっぱいの基礎知識
まずはおっぱいの基礎知識からです。
実のところ、我々男性にとって「おっぱいのサイズ」は極めて曖昧な認識です。だからこそ、まずは「バストサイズ」について正しく理解しておきましょう。
バストサイズは「トップ」と「アンダー」で決まる
大前提として、おっぱいのサイズは「トップ」と「アンダー」という2つの数値から導き出されます。
「トップ」とは文字通りおっぱいの頂点(=乳首)から乳首までの一周(画像1のライン)の値、「アンダー」とはおっぱいが膨らみ始めるポイントから一周(画像2のライン)の値をそれぞれ意味します。
そして、このトップとアンダーのそれぞれの値の差によって「Aカップ」「Bカップ」「Cカップ」などが決まります。
胸の「○カップ」の決め方
「スリーサイズ」でいうところのB(バスト)は、基本的にはトップの数値を意味します。
我々は「バスト85センチ」と聞くと自動的に「巨乳!」と思いがちですが、仮にその女性のアンダーバストが75センチある場合は、トップとアンダーの差は「10センチ」。
すなわち「バスト85センチのAカップ」となるわけです。
それを踏まえて別のケースで考えてみましょう。
例えば”バスト78センチの女性”がいたとします。
我々は「バスト78センチ」だと反射的に「ちっぱい」とイメージしがちです。しかし、その女性がスリムな体型でアンダーの値が63センチの場合、その差は「15センチ」。つまり「Dカップ」となります。
この場合は「バスト78センチのDカップ」なのでカップ的には”巨乳”となります。
胸の大きさや形状による呼称・俗称
これは日本独自の文化ですが、胸の大きさや形状によってそれぞれ呼ばれ方が異なります。
【呼称・俗称】 | 【意味、通説】 |
巨乳 | 大きいおっぱい。ただし、「大きい」の意義は人によって異なるため、何カップからが巨乳なのかは明確に定義されていない。 |
貧乳 | 貧しいおっぱい。つまり小さい。 |
ちっぱい | 貧乳をポジティブに言い換えたもの。可愛らしさと愛情を感じさせる表現。 |
微乳 | 小さいおっぱい。ただし、「膨らみかけ」という発展途上の意味合いも含む。優しさに溢れた表現。 |
無乳 | おっぱいの存在がない状態。すなわち「無」。 |
爆乳 | 巨乳の上位版。大きすぎて爆発しそうなイメージ。 |
超乳 | 爆乳の進化系。「大きさを超越している!」というおっぱいに対する敬称。 |
美乳 | 美しいおっぱいの総称。小さくても大きくても「美しさ」の印象が強ければ美乳となる。 |
神乳 | 巨乳×美乳の究極版。大きさ、色、ツヤ、形…。全てが高次元で融合された神々しいおっぱい。至高。 |
ロケット乳 | 大きいおっぱいの変化系。ロケットのように尖っているおっぱい。漫画やアニメには頻繁に登場するが、現実ではほぼ見かけない。なお、後述する「パイスラ」によって演出することは可能。 |
スライム乳 | 別名「軟乳」。スライムのように”液体感”のあるおっぱい。水風船のイメージに近い。 |
一通り挙げてみましたが、これ以外にも呼称・俗称は存在します。
「おっぱい」という、体の1パーツに対してこれほど多くの呼び方が存在するのも、日本人のおっぱいに対する興味関心の高さ、ひいてはリスペクトの気持ちによるものなのでしょう。
おっぱい描写アレコレ
おっぱいはそれ単体でも十分魅力的です。
ですが、おっぱいをより魅力的に表現する手段が世の中にはたくさんあります。今回はその中のほんの一部を紹介します。
パイズリ
おっぱいプレイといえばコレ。
男性器をおっぱいで挟んで刺激を与える、男子たるもの一度は経験してみたいプレイの代表格。
別名「やさしさに包まれたなら」。
パイズリ=巨乳のイメージが強いかもしれませんが、あえて小さいおっぱいでパイズリしてもらうのも、健気な感じが伝わってきて優しい気持ちになります。
ただし、刺激を与えるもの=おっぱいが柔らかいゆえに、射精に至るにはかなりの労力を要します。女の子の体力的な負担も大きいため、決して無理強いをしてはいけません。
ぱふぱふ
世代や国境を越えて愛される日本を代表する漫画「ドラゴンボール」に登場するプレイ。ゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」にも登場します。
カンタンに説明すると、おっぱいの間に顔を挟んで両サイドから押し付けてもらうプレイ。
使われている文脈やシチュエーションから、「何かエロいことなんだろうなぁ…」と子どもながら興奮してました。
パイズリと違い、「ぱふぱふ」を楽しむためにはある程度の大きさのおっぱいが必要不可欠。条件が厳しいだけに、適切な大きさのおっぱいで実際にやってもらうと、「なぜ人は争うのだろう…」と心の底から思うくらい平和な気持ちになります。
余談ですが、B’zの楽曲「ねがい」の歌詞にある「オマエの胸で窒息したい」というフレーズで「ぱふぱふ」を連想したのは私だけじゃないハズ。
パイスラ
カバンのヒモを胸にたすき掛け(ナナメ掛け)することでおっぱいが強調されてしまう現象。
正式名称は「π/=パイスラッシュ」。「π」をおっぱい、「/」をカバンのヒモに見立てています。この名称を考えた人はたぶん天才です。
どんな現象かは画像を見れば一目瞭然。
「パイスラ」という言葉が生まれるたのは2013年頃とのことで、それまで女性自身がこの現象を全く気にしていなかったことに驚きを隠せません。
現在、パイスラは完全に市民権を得ており、男性も女性もパイスラが「胸を強調するもの」という認識があります。つまり、今現在あえてパイスラをしている女性は「自覚的に胸を強調している」と見て間違いないでしょう。
まあ、だからと言ってガン見していいものでもありませんけどね。
乳揺れ(ちちゆれ)
その名の通り乳が揺れてる、あるいは揺らしている様子。
走らせるなどして、意図的に乳揺れさせるプレイも含む。
…なんかこう、学生時代の体育の記憶が蘇ってきます。
ちなみに、多くの男性が揺れてるおっぱいを反射的に見てしまうのはしょうがない事です。
にも関わらず、それに対して「見てんじゃねーよ」という視線を浴びせられても、「だったら揺らすんじゃねーよっ!」と反論したい気持ちを抱えていることはご理解ください。
乳袋(ちちぶくろ)
漫画やアニメなどの二次元作品における描写。
具体的にはおっぱいの大きなキャラクターの衣類が、まるで「おっぱいを包む専用の入れ物(=乳袋)」のような形状をしている状態。
乳袋が登場したのは、週刊少年チャンピオンで連載されてた「エイケン」というマンガが起源とされています。
コスプレの世界では早い段階で常識とされていて、キャラクターを忠実に再現する際はこの「乳袋」込のコスチューム制作が欠かせないとのこと。
事実、巨乳の女性が巨乳キャラのコスプレ(乳袋あり)した場合、「ファビュラス」という称賛しか出てきません。
胸チラ・ブラチラ
日常のふとした瞬間に女性の胸、あるいは下着がチラッと見えてしまうこと。
これも男性なら条件反射で見てしまう類のものかと思います。だって、電車に乗っていて「向かいに座ってるおばあちゃんが屈んだ時」だって反応しちゃうんだもの…。
完全に余談ですが、個人的な胸チラの記憶は小学生時代に遡ります。
確か、運動会に向けてグラウンドの小石を拾っていた時だと思います。足元の小石を拾い終わったので移動しようと立ち上がった瞬間、偶然目の前にいた女子の胸元を上から見下ろす形になりました。
もちろんワザとではありません。
その時、私の目に飛び込んできたのはその女の子の膨らみかけたおっぱいでした。瞬間、勃起の気配を感じた私は、冷静に少しだけ移動しすぐにしゃがみ込みました。
その後、しゃがんだ体制で再びその子の正面に移動し、何度か繰り返しトライしたことを鮮明に憶えています。
…本当にゴメンナサイ。
横乳・ハミ乳
主に水着を着ている女性の脇下からおっぱいの側面(=横乳)が見えること。また、明らかに小さいサイズの下着を付けることで、おっぱいが収まりきらずはみ出している(=ハミ乳)状態。
私の記憶にある横乳はまさしく中学時代の水泳の授業。
クラスメートの女子のスクール水着から明らかにおっぱいの一部がハミ出していたことは今でも鮮明に憶えています。制服では分からなかった、「その女の子が巨乳であること」を知ってしまった瞬間でした。
その印象が強すぎて、実は今でも横乳には弱い私です。
ハミ乳に関しては逆に乳首だけ隠して後はさらけ出す感が強く、個人的にはそれほど強い興味関心はありません。
とどのつまり、「横乳」も「ハミ乳」も意図せずにハミ出してしまい、それを偶然見てしまうことに意味があるのだと思います。
新しいおっぱいフェチ
AVが多ジャンル化している流れで、近年は新しいおっぱいフェチも登場しています。
それえらは基本的に「おっぱいの特徴(巨乳、貧乳)」+「他の概念」で成り立っています。それぞれ単体だと「…いや、別に」というモノのハズが、2つが組み合わさあることで一気にフェチ要素に変化する…という類のものです。
代表的なフェチを2つ紹介します。
□リ巨乳
文字通り「□リ」+「巨乳」の組み合わせ。
本来はそれぞれ相反する要素(幼さ←→成熟)なのですが、だからこそこの2つが組み合わさったときのフェチ度は強烈です。幼い見た目に似つかわしくない巨乳は誰がどう見てもエロいですからね。
個人的にオススメな『柏木こなつ』ちゃん。日向坂46の丹生ちゃん似の童顔+巨乳のAV女優さんです。

AVでも「□リ」+「巨乳」はかなりの人気ジャンル。しかし、近年Googleでは「□リ」が規制され始めており、関連して「□リ巨乳」というワードが存在しないものとして扱われているように感じます。
とはいえ「童顔」「幼い」+「巨乳」という形で今後も熱いジャンルであることは間違いないでしょう。
つるぺた
従来、魅力的な女性のシルエットとしては、「ルパン三世」の峰不二子のような「巨乳・高身長・くびれ」が特徴でした。
反面「つるぺた」は真逆の要素であり、女性的なシルエットの無さが特徴です。
胸もお尻もぺたんこで、女性的なくびれもない…。そんな「つるぺた」な女の子に惹かれる…。
一見「完全なロ○○ンじゃん!」と勘違いされがちですが、
女性的なセックスシンボルがなくてもその対象を愛せる人
と言い換えてみてはどうでしょうか。
逆に固定概念にとらわれない心の広い男性、という見方もできませんか。
…難しいか。
まあ、いずれにせよ(犯罪に手を染めない限り)各々の性的嗜好は尊重されるべきだと思います。
まとめ:色々なおっぱいがいっぱい
…いかがだったでしょうか。
まだまだ足りない部分や抜けている事があるとは思いますが、私の知る限りのことをお話させていただきました。
記事を書きながら思ったことは、

ということです。
巨乳とちっぱい、どちらが優れているということはなく、それぞれが愛される対象なんですよね。
恐らく、世界の中でもおっぱいに関してこれほどまでにジャンル分けされている国は他にありません。巨乳もちっぱもい大好きな私としては、楽しみの幅が広いことに素直に感謝しています。
というわけで今回の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。